こんにちは、HaraKitです。
2017年の冒頭に、買おうかどうか悩んでた一眼レフカメラを購入しました。
それまでは、コンパクトデジカメで、それなりに綺麗に撮れればいいや、という感じだったんですけども、Webの仕事に関わる中で、写真のクオリティって非常に重要であることがわかったことので、ここで妥協せずに買い換えようと思ったのがきっかけでした。
選んだのは、Canonの「EOS Kiss X7」というエントリーモデル。
で、一眼レフカメラって、買うまで本当に色々悩みました。
値段もするし、種類もいっぱいあるし、何がどう違うのかとか、メーカーはどこがいいのかとか…
本記事ではそんなちょっと前の私のように、一眼レフを買おうかどうか悩んでる人向けに、一眼レフカメラ「EOS Kiss X7」のについてレビューをしたいと思います。
以下に当てはまる人は、このまま読んで頂けたらなぁと思います。
- 一眼レフを買おうかどうか悩んでる人
- どれを選んだらいいか迷ってる人
- 一眼レフって結局どうなの?という人
そもそもデジタル一眼レフカメラって?
一眼レフカメラの特徴
一眼レフカメラというと、一般的には「綺麗な写真が取れるカメラ」という認識だと思うのですが、それだけならコンパクトデジカメとかiPhobeとかでもそれなりに綺麗な写真は取れるんですよね。
そもそも一眼レフの名前の由来なんですが、「一眼」とは、カメラに使われているレンズが1枚であることで、レフとはレフレックス(英:reflex)、つまり「反射」という意味になります。実は「二眼レフカメラ」というのもかつて人気だったそうですが、最近は殆ど聞かないですね…(カメラの歴史はかなり奥深く、話が長くなるので割愛します)。
そして一眼レフでは、「広角レンズ」「マクロレンズ」といった、様々な種類のレンズがあり、レンズを切り替えていろいろな写真を取ることができます。
これこそが一眼レフの何よりの特徴であり、多様なレンズを使いこなすことこそ、一眼レフカメラの楽しみ方かな〜と思います。
一眼は、とにかくレンズ命!
デジタル一眼レフカメラを買ってみました!
それでは実際に、私が今回買ったカメラ「Canon EOS Kiss X7」のレビューをしてみます。
買い換える前のモデル「Canon Powershot SX230 HS」
その前に、以前使っていたデジタルカメラについても紹介したいと思います(興味のない方はスルーして大丈夫です)。
こちらは、以前使用していた「Canon Powershot SX230 HS」。
2011年に出たモデルで、手頃な値段で(確か20,000円以下)コンパクトサイズでありながらも画素数は約1210万となかなかのもので、このサイズでもかなり高画質な写真を取ることができたのは、正直驚きました。
持ち運びに便利で、いろいろな用途に使えるカメラではありましたが、
- ISOが3200までと、夜景等の撮影には不向き
- コンパクト故にブレやすい
- プロの写真にはやはり敵わない
などの他、使用してから4年以上たったこともあり、そろそろニューモデルに手を出していきたいと考えるようになりました。
Canon EOS Kiss X7
で今回遂に購入した一眼レフが、この「EOSKissX7」。
ちょいと簡単にスペックとかみてみましょう。
簡単な比較
以前使っていたコンパクトデジカメと、今回購入した一眼レフの違いを簡単に比較してみました。
画素数 | ISO | 重さ | 価格※ | |
Canon EOS Kiss X7 | 約1800万 | 100〜12800 | 370g | ¥44,280 |
Canon Powershot SX230 HS | 約1210万 | 100〜3200 | 195g | ¥19,800 |
見て分かる通り、一眼レフとコンパクトカメラで違いがはっきりしてると思います。
画素
画素数って、意外とコンパクトデジカメも中々優れてるんですね。
といっても、一眼レフもリーズナブルなものからプロが使う高価なものまでピンきりなので、プロ仕様のものは値段も張りますが、その分性能も非常に優れています。
ISO(いそ)
ISOとは撮像素子の感度のことで、一般的なデジタルカメラはレンズに写った光を電気信号に変えて映像化しています。
被写体の中でも、動きが速いものや夜景などを撮影するときに、ISO感度を上げることで上手に写真を取ることができるようになります。
その一方で、ISO感度を挙げすぎると色ムラやノイズが増えて画質が粗くなるため、使いこなすまでに慣れが必要かなと思います。
因みに私はこの機能をうまく使いこなせていませんので、もっと練習して上手く使いこなしたいですね。
価格
一眼レフのデジタルカメラは、一番安くて4万〜5万円くらいで購入できます。
しかしもっと高価なものであれば、レンズも含めて軽く30万近くするものもあります。
なので、一眼レフと一括りで言っても実は結構多種多様なんです(故にどれがいいのかかなり悩みました)。
EOSKissX7は、型落ちというのもあって、破格の44000万円くらいで購入できました。
重さ
一眼レフカメラはその特性上、コンパクトデジカメと比較して重さがあります。
本体だけでなく、当然ながらレンズの重さも加わります。
なので、旅行者感覚で首に吊るして持ち歩くというのは、あまり一般的でないと思います。しかし、このEOSKissX7については、レンズ抜きで370gと、一般的な一眼と比較すると軽いです。業界最軽量なんだとか…!
撮影記録例
実際にEOSKissX7で撮影した写真をいくつか紹介してみたいと思います。
こうした風景・景色ものは、非常にくっきり映りますね。初心者でもこの程度のものなら、大した設定もせずに簡単に撮影できます。
暗い場所での撮影をすると、画質は保てますが、光の関係上、写真のクオリティを保つのが非常に難しくなったりします。
シャッターを切るまでの時間がかかるため、その間に振動を与えたり、シャッターポジションを動かしてしまうと、以下のように残念仕様に…
例えばレンズの焦点がズレてしまったり(背景がくっきり映ってますけども)…
ピントは合ってるようにみえるけど、よく見るとブレて映ってしまったり(特に顔のあたり)…
とまぁ、バーや夜景など、暗所での撮影はコンパクトも一眼レフもそれなりに難しくなります。きれいに取るには、ISOを調整したり、シャッター速度を遅くしたり、三脚を使用してカメラを固定する等の工夫が必要になります。
それでも、きれいに撮れたときはすごく感動しますね!
こんな人におすすめ
Canon EOS Kiss X7ですが、こんな人におすすめできるんじゃないかと思います。
一眼レフ初心者
一言で言うと、これです。
一眼レフって何?まだうまく使いこなせるかどうか…という人にとって、敷居が低いモデルだと思います。
一眼レフって、シャッターの切り方やら構図やら、覚えるべきことやマスターすべきことが結構多いんですね。
なので、最初は「どの機能がどれだっけ?」ってなりかねないので、始めのうちは基本的な機能や設定と撮影のセオリーを身につけるためにも、必要最低限のモデルで十分かと思います。
女性の方
カメラ好きの女性もなかなか多いですよね。
スマホやコンデジで満足する人もいれば、一眼レフを購入してプロ顔負けのフォトグラフに拘る人も多い印象です。
EOSKissX7は、先述の通り数ある一眼レフの中で最も軽い、「最軽量」モデルを謳っており、そのコピーどおり非常に持ち運びが便利です。
これなら、首にぶら下げて歩くのも殆ど気になりません。
さらに、パンケーキレンズという小型のレンズを装着すれば、一眼レフとはいっても相当軽くなるので、おすすめです。
Webに関わる人(ブロガー、デザイナー等)
Webのお仕事をしている人にとって、写真・画像の質は決して妥協できません。
なぜならWebサイトのデザインは写真の質で決まるといわれることもあるくらい、写真は重要な要素だからです。
ですので、Webクリエイタ―の方でカメラを使いたいという人は、一度一眼レフの購入を検討してみてはいかがでしょう?
プロのカメラマン程のクオリティは求められていないけれども、写真のクオリティにはある程度こだわりたい人(特にデザイン面に力を入れたい人)は、一見の価値ありだと思います。
予算に余裕がない人…orz
まぁ私の話なんですが…(;´∀`)
一眼レフはどうしても通常のカメラと比較してもかなり高価です。
ですので、大抵のモデルは中々手を出しづらいという気持ちもあると思います。
そんな中でEOSKissX7は4万円〜5万円代で購入が可能でした(ちなみに最新機種のEOSKissX9が既にリリースしてますが、やはり値段は高くなるようです)。
まずは一眼レフの使い方を覚えるという目的であれば、初心者向けで扱いやすい機種という意味で扱いやすくていいかなと思います。
手軽に始めるなら
一眼レフをどうしても安く始めたい!!
という人は、ガジェットレンタルサービスがおすすめ。
Rentio(レンティオ)を使えば、最新機種とまではいかなくても、大分安価で一眼レフをレンタルできますよ〜
結論:一眼レフ初心者の入門に最適
本機は、これから一眼レフカメラを初める人にとっての入門用として適性な機種だと思います。
これよりも新しいモデルである「EOSKissX8i」、「EOSKissX9i」が既にリリースしていますので(2017年4月時点)、型落ちで値段が下がったモデルを狙うのも、初心者ならば十分ありかと。
また、最軽量ということでもあるので、女性でも扱いやすいのも魅力ですね。
一眼レフカメラで綺麗な写真が取れれば、twitterやInstagramにアップしたり、Webデザインで使う写真や素材を作成できたり、カメラ一台でビジネスを実現できたりと、やれる幅がドンドン広がるので、楽しみが広がりそうですよね。
興味がある方は是非手にとって見てください。
なお、最新機種の「EOSKissX9i」はこちら。
付属品について
あと、一眼レフカメラ&レンズを買うときはレンズ保護用のフィルターを購入しておくと、衝撃などからレンズを守ってくれるので忘れずに購入しておきましょう。レンズが割れてからは取り返しがつかないので、十分注意してください。
レンズフィルターはレンズによって大きさが異なるので、事前によく調べるのを忘れずに。
人によっては、液晶保護フィルムやメモリーカードも一緒に買っておくと、すぐに一眼レフカメラを楽しめるかと思います。