ハラキットです。
Yモバイルからmineoの格安SIMに乗り換えたとき、スマートフォン実機もリニューアルするため、格安スマホに乗り換えました。
最初はいろいろと不安のあった格安スマートフォンでしたが、1年以上使用してわかったことも増えてきたので、それらをまとめてみました。
結論としては、「スペックは控えめだが普通に使う分には大きな支障はなし」といったところです。
格安スマホは、こんな人には十分向いてるんじゃないかと思います。
- 基本インターネットとSNSくらいしか使わない人
- スマホにゲームアプリとかそんなにインストールしない人
- とにかく端末料金を安く済ませたい人
格安SIM・格安スマホへの乗り換えを考えている方にとって、少しでもお役に立てればと思います。
前置き:「格安SIM」と「格安スマホ」の違いについて
格安スマホには、モバイルの通信面に関する「格安SIMカード」と、端末に関する「格安スマホ実機」の概念を分けて考えて頂く必要があります。
当記事で述べる「格安スマホ」は、後者の「格安スマホ実機」の方を指します。
実機紹介:Huawei社の 「P9 Lite」
私が現在使用しているのは、2016年8月に登場したHuawei社の「P9lite」というモデル。
いわゆる格安スマホですが、全体的な使い心地としては、非常に優れているの一言につきます。
要するに、コストパフォーマンスが素晴らしいのです。
料金も20,000円代だったので、
「この値段でこんだけできれば十分じゃね!?」
と感動したのを覚えていますw
なお、2017年には「P10 lite」がリリースされてます。
格安スマホのメリット
実際に格安スマホを使うメリットって何かを紹介します。
何より実機の購入料金が安い
まぁ最も分かりやすく、最も確かなメリット。
しかし「安い」というと、どうしても品質的に劣るのでは?
と感じるかと思いますが、スマートフォンに必要な通話機能とインターネット通信は特に問題なく使えています。
スマホカメラやSNSも難なく使える
通話とインターネットはできるけど、じゃあ他には?
って思われるかもですが、カメラ機能とかもしっかりしてます。
また、twitterやfacebookといったソーシャルメディアも難なく使えるので、特に不便を感じることはありません。
私の感覚では、
「これまで使ってた通常のスマートフォンとそんなに変わんないや」
という感じ。
どちらかというと、まぁ当たり前に備わっていて欲しい機能ではありますけどね。
(機種にも寄るが)テザリングにも対応してる
スマートフォンの機種にもよると思いますが、私が使ってるHuawei P9liteの場合、スマホをwi-fiのアクセスポイントとして使用するテザリングも使えます。
以前はYモバイルのwi-fiルーターを契約していたのですが、思ってたほど使わないことに気づき(月に1GB前後)、月々の料金を溝(どぶ)に捨ててる感じがしたので格安スマホ一本に変えた、という経緯があります。
格安SIMの会社によっては、データ通信量を大量に扱っているところもあるので、そういうところのSIMカードを使えば、格安でwi-fiを使うことも不可能ではないですね。
格安スマホのデメリット
一方で、格安スマホのデメリットの部分もあります。
むしろ、多くの人はこちらに関心があるのではないかと思います。
容量・メモリが少ない
まず、容量やメモリが少ないです。
格安スマホの場合、大半は容量が「16GB」など、通常のスマホに比べるとスペックが控えめだったりします。
それの何が問題かというと、例えばAmazon kindleやPokemon GOといった、容量を多く使うアプリの場合、それだけで容量を食ってしまうので、上手く動作がしなくなります。
そうなった場合、不要なアプリをアンインストールしたり、保存した写真はGoogle Photoなどにバックアップを取るなどして、端末内の容量をなるべく食わないようなメンテが必要です。
ネットの速度が若干遅いときがある
格安SIMの場合、大手通信会社の回線を借りることで費用を抑えられている背景があります。
それゆえ、SIMカード由来の通信の遅さというのは確かにあるように感じますが、ここで取り上げたいのは「スマートフォンのスペック面」での通信の速度。
これは私の感覚の問題なんですが、Wi-fiに繋いだときの回線速度を調べてみても、やはり読み込みなどに僅かながら時間がかかる印象がありました。
スマホのスペック面が、やはり多少落ちているので、それによって速度が遅いと感じられるかもしれません。いわゆる処理落ち的な。
価格が安いので雑に扱いがち
これは人によるのかと思いますが、大金をはたいてハイスペックなスマホを購入しているわけではないので、扱いが若干雑になります。
これは格安スマホが悪いというよりかは、扱う個人に依存すると思うので、すべての人にあてはまるとは限らないでしょう。
結論:スペックは控えめだが普通に使う分には大きな支障なし
格安スマホのメリット・デメリットをまとめます。
メリット
- 何より実機の購入料金が安い
- スマホカメラやSNSも難なく使える
- (機種にも寄るが)テザリングにも対応してる
デメリット
- 容量・メモリが少ない
- ネットの速度が若干遅いときがある
- 価格が安いので雑に扱いがち
もちろん、格安スマホといっても色んな種類の機種があり、機種ごとに細かな差異があるので、一概にこうとはいえないかもしれません。
しかし、スマートフォンの用途がメールやLINE等のチャット、twitterなどのSNSで、電話やキャリアメール、その他様々なゲーム・アプリを使わないのであれば、格安スマホのスペックで十分です。
それでもアプリとかたくさん入れたくなったら
しかし、これまではゲームアプリとかミュージック、Amazon Kindleのデータ書籍とかそんなにダウンロードしなかったとしても、ふとしたきっかけでたくさんデータを使うようになるかもしれないですよね。
もちろん、そういう大きなデータを扱うときには、格安スマホを使うのはなるべく控えたほうがいいです。
容量の大きいデータを扱うなら、いっそのことiPadやfire HDといった、タブレット端末を別途購入してしまうのがいいのではないかと思います。
もともとスマホでkindleや動画を見ても、やはり画面サイズが小さいので少し物足りない気もするので、連絡以外の使用についてはタブレットを使って楽しむのがよいかもしれないですね。
格安スマホを使うには?
格安スマホは家電量販店などで購入可能です。
しかし性能自体は特別優れているわけではないので、格安スマホを使う場合は思い切ってSIMカードも大手キャリアから格安SIMに変えるのが良いです。
私個人はmineoのデュアルプランを使用していますが、大手キャリアやY!モバイルよりも快適に使用できるのでオススメです。
生活の質を落とさず、でも余計な出費を増やしたくない人は、格安スマホの情報をもっと集めてみるのがいいかと思います。